今回は、サーフィンを始めようとしている人や初めて間もない人いわゆるビギナーの肩書を背負ってる人に向けて、サーフィンをする上での注意点やよりサーフィンを楽しむために私が意識していることをシェアしていきます。
海で怒られたり、ライディングの邪魔をしてしまったり、危ないことをしてしまったり、とっても嫌な顔をされたり、凹む経験はたくさんあります。凹むだけではなく、それを糧に海での振る舞いを学んでいきましょう!
決して楽はしない
私個人が海で最も大切にしていることは、
見出しの通り“楽をしない”です。
サーフィンを始めてまだ4ヶ月程度ですが、楽をしようとした時は大体痛い目を見ることが多いです。例えば…
1.沖に出る際に疲れてパドルを休む。
2.ライディング後にピークまで最短距離で向かおうとする。
などなど言い出すとキリがないですが、2点例を挙げてみました。もちろん、全てのサーファーがこれらをすることがいけないとは思っていません。ビギナーサーファーが意識すべきことだと思っています。
楽をするとどんな危険が待っているか…
1.はパドルを休むとセットを食らったり、ライディングしている人のラインにいて、気づかないまま人の邪魔をしたりします。
休みたいのあれば、しっかり沖に出てから休みましょう。もしくは途中で休まないと沖に出れないコンディションの時はサーフィンをするのは控えましょう。
セット:1日の中でたまにやってくる比較的サイズが大きい波の群
2.はドルフィンスルーなどでセットをしっかり回避出来る方は問題ないことも多いと思いますが、波の回避がうまく出来ないビギナーは一番危険な行為だと思ってます。
ピークからライディングする人のラインにいる確率も上がりますし、セットも食らいやすくなって、なかなかピークに戻れず、他の人と衝突の危険があります。少し遠回り(最悪岸まで戻る)してでもあまりブレイクしてないところからピークに戻りましょう。
ピーク優先の落とし穴
よく耳にするピーク優先という言葉。このルールはもちろん全てのサーファーが守らなければいけないルールです。しかしビギナーに関してはピーク優先よりも大切な事があると思います。
ピーク優先:波のピーク、つまり一番最初にブレイクし始める位置に一番近い人がライディングする優先権を持っている。ピークに一番近い人がテイクオフしているのに関わらず、その人の進行方向でパドリングやテイクオフをしてしまう行為をドロップインや前乗りと呼ばれます。ドロップイン・前乗りは決してしないように心がけましょう。
波のピークはどこなのか?まずこれをビギナーが判断できるようになるまで時間がかかります。ビギナーはピーク優先とかの前にピークの位置をしっかり見極める力を身につけるのが第一優先なわけです。
つまり、自分がピークに一番近い!と思っても本当は違うと言うことは結構あります。なので、基本的に同じ波にパドルしてタイミング合わせようとしている他の人がいたのならその波に乗ろうとすることはまずしないほうがいいです。(時と場合によりますが、初めは誰もパドルをしていない波を選びましょう)特にビギナーは、方向転換がスムーズでなかったりするので(特に私)、波に合わせて、パドリングをし始めるのが中級者以上に比べて早くなってしまいます。つまり、波に背を向けている時間が長い分、波を見える範囲が狭くなってしまうので、他の人のライディングを邪魔する可能性が高いのです。
始めは難しいかと思いますが、視野を広げ、他の人たちが狙っている波やライディングのラインを見極めて、自分が乗れそうな波をチョイスしてサーフィンを楽しみながら、上達していきましょう! (私とともに笑)まあ始めは人混みは避けるのが最優先だとは思います。(人が多いところには絶対行きたくないです)
先人・ローカルに敬意を
サーフィンは楽しいです!非常に魅力的なスポーツです!海に行けば多くの人がサーフィンを楽しんでいます。だからこそ私を含めたビギナーは、サーフィンの魅力に惹かれ、サーフィンを長く続けている先輩やローカルたちに敬意を表さなければいけないと思っています。ローカルと言う文化を毛嫌いする方も多いかと思いますが、それはローカルの方達の立場になって物事を考えられていないのかもしれません。もし世界のサーファー全てにローカルという肩書きを背負えるサーフポイントがあるのであれば、ビジターにされて嫌なことあるいは嬉しいことが分かると思います。そうであれば、ビジターとして他のサーフポイントに行った時に“自分がここでどう振る舞うべきか”自ずと分かってくるのではないのでしょうか?それこそ、細かいルールなどなくても個々の意識で安全にサーフィンができるのでは…?
では!どのようにしてローカルと言う文化に足を踏み入れる事ができるのか?そのためには以下のようなことを意識してみてください。
- 挨拶をしっかりする
- 頻繁に通って顔を覚えてもらう
- 近くのサーフショップに出向き、人との繋がりを作る
めんどくさい…と思うかもしれませんが、サーフィンを楽しく続けていくためには必要な事だとサーフィン歴4ヶ月程度のくそビギナーが思っています!笑
個人的にはサーフショップで人との繋がりができた事が、サーフィンを楽しく続けられる大きな要因になっています!海にいけば声をかけてくださる人も増え、私は大体ひとりで海にいきますが、海に着いたらみんなでサーフィンを楽しんでいるような気持ちになれます!ビギナーにとってこれほど心強いことはありません。
是非みなさま、サーフショップに行ってみましょう!まだ自分が知らない世界が広がっているかもしれません。
私がお世話になりまくってるサーフショップです!是非チェックしてください!
サーフィンは最高!
だいぶ長くなってしまいましたが、最後にまとめますと
- パドリングがしんどくても楽をしない!楽をしようとするとたくさんの危険が!
- ピーク優先よりもピークを見極める力!波を観察して、視野を広げてサーフィンを!
- 先人・ローカルに敬意を。サーフィンをより楽しむにはサーフショップにいくべし!
ビギナーサーファーが偉そうなことを言っていますが、エキスパートではなくビギナーがこのような発信をすることに重要な意義を感じたため記事にしてみました。
様々なご意見あるとは思いますが、根本は
サーフィンを最高だ!
と言うことだと思います!自分を含めたサーフィンの魅力に惹かれた人たちが海にはたくさんいらっしゃいます、その人たちの邪魔を、危ない行為をしないように、楽しくサーフィンするために少しだけ意識を変えてみませんか?全てのサーファーが楽しめる海にできるよう我らビギナーが良く考えて、行動してやりましょう!笑
最後までお読みいただきありがとうございます。ビギナーから変わろう。
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